跳到正文
4Gamer.net·· 4 小时前AI 评分48

充满对《恶魔城传说》热爱的《Castlevania: Belmont's Curse》凭借爱意带来的高难度令人丝毫不敢松懈[试玩报告]

「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

AI 导读

科乐美(Konami)将于2026年10月15日发售《Castlevania: Belmont's Curse》(PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch),为《恶魔城传说》40周年最新作。游戏由Evil Empire与Motion Twin参与开发,融合探索与高难平台跳跃,含阿尔卡纳鞭移动与七类武器战斗;设自定义模式降低难度但跳跃需自力通过。

正文

 コナミデジタルエンタテインメントが2026年10月15日にリリースする「Castlevania: Belmont’s Curse」(PC / PS5 / XBOX Series X|S / Nintendo Switch)は,今年40周年を迎えた「悪魔城ドラキュラ」シリーズの最新作だ。

 名作ローグライトアクション「Dead Cells」を手がけたパリのEvil EmpireとMotion Twinが開発に参加することでも注目されているが,本作は決して“Dead Cellsのようなドラキュラ”ではない。シリーズの伝統を受け継ぎつつも,新たな要素を取り入れ,難度高めでやり応えのあるアクションゲームに仕上がっている。そのプレイ感をレポートしよう。

 なお,ネタバレにつながる情報が含まれているので,その点を了承のうえで読み進めてほしい。

 本作の舞台となるのは,トレバー・ベルモンド(日本での名はラルフ・C・ベルモンド)の戦いを描いた「悪魔城伝説」(1989年リリース)から23年後となる1499年だ。トレバーとその娘ローズ・ベルモンドは,突如現れて人々を襲う魔物に対抗すべく,パリに乗り込む。そこに待ち受けていたのは,復活を遂げたドラキュラの棲み家,悪魔城だった。

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 本作で描かれるのは,未熟なローズが苦闘する物語だ。これまでのドラキュラシリーズの主人公たちは,一部を除いて基本的に熟練のヴァンパイアハンターや魔術師だった。対してローズは未熟であり,パリにも父のお供としてやってきたに過ぎない。

 実際にほかのキャラクターから繰り返し未熟さを指摘されるし,なかには「ローズの命より,トレバーの腕1本のほうが価値は高い」とまで言う者もいて,ローズ自身もそれに反論できずにいる。

画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

ローズ・ベルモンド(上)とトレバー・ベルモンド(下)
画像ギャラリー No.032のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

ローズの奮闘にもかかわらず,悪魔城が復活してしまう
画像ギャラリー No.037のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 しかし,ローズが未熟だからこそ,その成長が印象的なものになる。ローズはボスを倒すと,彼らを「アルカナ」のカードに封じて,会話したり,その能力を使ったりできるようになる。

画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 元ボスのスタンスはさまざまで,ローズを励ます者もいれば,ドラキュラを倒すのは無理だと煽ってくる者もいる。ローズ自身の感情も不安定だ。

 ローズにはドラキュラの呪いが宿っており,怒りの感情に心が呑み込まれると死んでしまう。それなのに感情の制御が未熟なのだから,見ているこちらはハラハラさせられる。

 加えて,ローズは自分が存在することへの罪悪感を抱いている節もある。母であるサイファ・ヴェルナンデスは「悪魔城伝説」でトレバーと共に戦った女性だが,ローズを産んたときに亡くなってしまったのだ。

 つまり本作が描くのは,子が成長し,偉大な親を越えようとする物語でもある。未熟なローズが戦う姿は,多くの人の共感を呼ぶだろう。

画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 ここからはゲームシステムを説明していこう。「悪魔城ドラキュラ」シリーズの作品を大別すると,初期作のような高難度アクションと,「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」から始まった,RPG要素の強い探索型の2系統がある。

 本作の場合,区分としては探索型になりそうだが,過去作とは違った趣きがある。広大なマップを探索し,さまざまな特殊能力を手に入れて行動半径を広げていくプレイがメインになるが,レベルアップによる恩恵は過去作よりやや薄めで,道中のプラットフォーマー(足場を飛び渡る2Dジャンプアクション)の難度はなかなか高い。つまりシリーズ初期タイトルの色も濃いのだ。

 特殊能力のなかでも特筆すべきは,鞭「アルカナウィップ」だ。攻撃ではなく移動用で,フィールドに点在する「アンカー」や敵の身体に引っかけて使用する。
 金色のアンカーに使うとターザンのような振り子運動「ペンデュラム」が,ピンク色のアンカーや敵に引っかけるとそこへ急速に接近する「インパルス」が発動する。この2種類の移動方法を使い分けられるのが特徴だ。周囲の地形や敵を観察し,どのように移動するかをしっかりと決めたうえで,迷いなくアルカナウィップを振るう必要がある。

ステージにあるアンカーの色を見れば,求められている動きがある程度分かる
画像ギャラリー No.008のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 アンカーからアンカーへと飛び渡るくらいは初歩の初歩。大型のノコギリが天井や床に隙間なく配置された場所をインパルスやペンデュラムで潜り抜ける場面も当たり前のように出てくる。しかもこういった場所が複雑に入り組んでいたり,長く続いたりするので,とにかく当たって砕けながら,地形を覚えなければならない。

 加えて,アルカナウィップは入力から発動までに少しラグがあるため,振るう方向を間違えるとリカバリーは難しい。多少のズレなら自動補正してくれるものの,それにも限界がある。

 また,「金色のアンカーにぶら下がってから,周囲の地形を観察するか……」と安全策を取ると,振り子運動の先にトゲが配されており,ミスになって戻される……といったことも多い。要するに,アルカナウィップを適切なタイミングで離すことも必要になるのだ。

 ボス戦に備えて体力を温存するためには,練習とプレッシャーに負けない心が必要となる。

トゲが植え込まれた地形をペンデュラムで渡る。シビアなタイミングが要求される場面だ
画像ギャラリー No.009のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 ここに,特殊能力の「ホーリーライト」が加わると,プラットフォーマー体験はかなり濃密なものとなる。ホーリーライトは,近づくと実体化する壁「カオスシャード」に対抗できるもので,ボタンを押している間だけローズの周囲に光が生まれ,カオスシャードを無効化して通行できる。

 ここでもアルカナウィップ同様にタイミングが重要だ。ローズがカオスシャードの中にいるときに光を消すと,実体化したカオスシャードに挟まれてミスになるからである。ほかにも,暗がりになっているステージなど,ホーリーライトをタイミング良く使う必要がある場面は少なくない。

 触れるとミスになるトゲだらけの地形をアルカナウィップで移動しつつ,行く手を塞ぐカオスシャードをホーリーライトで無効化して通り抜けたら,素早くホーリーライトを消して別のカオスシャードを足場として使い,駆け上がった先は暗く,置かれた足場は乗ると崩れ出す……といった感じで,とにかく気が抜けないのだ。うまくいけば達人のようなプレイになるため,プラットフォーマーが好きな人にはたまらないだろう。

 そして,ステージ途中の怪しげな場所には,たいてい何かが隠されている。シリーズ作品でおなじみのチキン,探索や戦闘に役立つパッシブ効果がある「魔導器」,新たな武器などさまざまで,プレイヤーの探索や試行錯誤に報いてくれる。

 特に重要なのが,4つ集めるとHPやMPの上限値が上がる「勇者の心の破片」「智者の心の破片」だ。本作ではレベルアップによるHPやMPの増加はないので,探索がローズの強さに直結する。

 本作では,ボスの居場所を見つけることもそう簡単ではない。フラグを集めるとボス部屋の扉が開くという,現代のゲームでよくみかける方式ではなく,集めた手がかりをもとにして自分で探索しなければならないのだ。あちらの窪みも,こちらの暗がりも,全部怪しく感じられてくる。

 わずかな手がかりをもとに試行錯誤する感覚はファミコン時代の謎解きに近い。ネタバレは避けるが,ゲーム内のとある機能もこうした隠し方をされており,答えを導き出せたときは一周回って新鮮さを感じられた。

 また,手がかりがない状態で,たまたまボスの棲み家にたどり着く偶然が起こりうるのもポイントで,その驚きや喜びはフラグ方式だと味わえないものだろう。

手がかりを集めていくと,ボスの居場所がある程度分かってくる
画像ギャラリー No.011のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
画像ギャラリー No.012のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
悪魔城には謎めいたエリアも多い。この天秤は片方に心臓が乗せられており,空いた皿にローズが乗っても釣り合いを取ることはできない
画像ギャラリー No.013のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
図書室にはとても登れないような空間があり,惑星のような光るオブジェが配置されている
画像ギャラリー No.014のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
無数の鏡が並ぶ空間。どんな仕掛けなのかは,プレイして確かめてほしい
画像ギャラリー No.015のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 そしてバトルは,「剣」「片手剣+盾」「槍」「ナックル」「大剣」「双剣」「鞭」という7カテゴリの武器を駆使するものとなっている。

 普段は癖のない剣で進み,攻撃が激しいときは防御ができる片手剣+盾に持ち替える。空中から敵が来るなら攻撃範囲が広く投擲もできる槍,耐久力の高い魔物と戦うなら連続攻撃で威力が上がるナックルやタメ攻撃が使える大剣を使う。手数重視なら追加技を出せる双剣,間合いを測るのが得意なら先端を当てると威力が上がる鞭というように,プレイヤーのスタイルや状況に応じて使い分けられる。

片手剣とともに使う盾は,防御だけでなく攻撃手段にもなる
画像ギャラリー No.016のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
足場が広い場所なら,間合いを調整して鞭の先端を当てやすい
画像ギャラリー No.017のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 こちらが攻撃を当てても敵が怯まないことが多いので,棒立ちで殴っていたのでは手痛い反撃を食らってしまう。,棒立ちで殴っていたのでは手痛い反撃を食らってしまう。そうならないためには,アルカナウィップを敵に巻き付けて急速接近するインパルスや,そこから派生して強烈な一撃を食らわせる「ウィップアタック」,タイミング良くホーリーライトを使って敵の攻撃を弾く「パリィ」といったテクニックを総動員して立ち回らなければならない。

 上下左右から魔物が襲ってくるなかで,後方からの飛び道具をパリィで防ぎ,上から襲ってくる敵をインパルスからのウィップアタックで一撃,さらに地上の敵へインパルスで急接近,着地してすかさず連続攻撃……と,縦横に飛び回ってのバトルはテンションが上がる。

パリィのタイミングは,敵の攻撃がローズの身体に触れるより若干早め。ホーリーライトの光輪で受け止めるくらいの感覚だ
画像ギャラリー No.018のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 そんなバトルに彩りを加えてくれるのが,ボスを倒して入手できるアルカナによる魔法攻撃「スペル」だ。火球やクロス(十字架)を放ったり,敵を石化させたり,炎の柱で敵を焼いたり,巨大な拳を落としたりと,一度は苦しめられたボスの得意技を自分で使える。

 スペルは,「石化させた敵を落下ダメージで倒す」「1発のクロスで複数体の敵を倒す」といったお題「救済の道」をクリアすることでパワーアップする。
 通常ならこうしたプレイは実績やトロフィーといったゲーム外でのご褒美となるのだが,本作ではゲーム内のパワーアップとして報われるわけで,ユニークな仕掛けといえるだろう。また,このお題によって,スペルの応用的な使い方が自然と学べるところも嬉しい。

 そして,魔導器を組み合わせれば,ビルド的なカスタマイズも可能だ。魔導器はマップのあちこちに隠されており,戦闘や探索に便利なものが豊富に用意されている。

 たとえば「帰ってきたクロスを受け取るとMPが回復する」というスぺルのパワーアップ要素と,「ヒーリングポーションを使った際にHPだけでなくMPも回復する」「スペル使用後にローズが与えるダメージが増える」という効果をもった魔導器を組み合わせれば,MPの消費を抑えてクロスの回転率を上げつつ,攻撃力アップの効果を受けられる。

 また,探索時に「罠から受けるダメージを減らす」「宝箱を開けるとHPが全回復する」魔導器を使えば,通常よりも粘り強く城内を巡れる。このように場に応じていろいろと工夫するのが楽しい。

お題をクリアするごとにスペルパワーアップ用のポイントを1つもらえるが,ポイントはアルカナごとに独立している
画像ギャラリー No.019のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
スペル「芸術の咆哮」は「ガーゴイル」を呼び出して攻撃させる。出現中にもう一度使えば,ガーゴイルが落下してダメージを与える2段構えだ
画像ギャラリー No.034のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 そして,戦闘のクライマックスとなるのがボス戦である。ボスの動きや攻撃は一癖も二癖もあり,初見で撃破するのは至難の業だ。最初はなす術がないように感じられるかもしれないが,繰り返し戦うことで少しずつ光明が見えてくるし,場合によっては1つの発見で戦いが一気に楽になることもある。

「メデューサ」の視線に入ってしまうとローズは石化し,動けなくなる
画像ギャラリー No.020のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
「タロス」の装甲はバリアのようなもので覆われていて,あらゆる攻撃をはね返す
画像ギャラリー No.021のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
「ドラキュラ伯爵」の側近「デス」は強大な力を持ち,容赦なくローズを襲う
画像ギャラリー No.023のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 ここまでの説明で分かるとおり,本作の難度は高めだが,初心者やアクションがそれほど得意でない人に向けたオプションが充実している。設定メニューの「ゲームプレイ」→「カスタムモード」で入れる設定画面には,敵味方の攻撃力を変える,罠から受けるダメージを減らす,ボスに倒された際に直前から再スタートできる,死亡を無効にする(!)など,通常のゲームではあまり見ないものも含む,さまざまな項目が用意されている。ただ,ジャンプアクションの部分は自力で突破するしかないようだ。

 本作は,過去の探索型ドラキュラを踏襲するだけではなく,Evil EmpireとMotion Twinらしい味を加えた,新たな探索型といえるだろう。最初に書いたように,プレイ感は「Dead Cells」と異なるが,“カタコンベ(地下墓所)のステージで灯りが重要になる”などといった設定は,「Dead Cells」好きであればニヤリとできるはずだ。

 もちろん本作の「悪魔城ドラキュラ」シリーズへの愛情は深い。歴代作を思い起こさせる敵やステージは,ファンにはたまらないはずだ。

 メデューサヘッドはこちらを石化させ,のみ男は飛び跳ね,アーマーナイトの槍は上下の床を貫通する……と,相変わらず手ごわい。彼らとしっかり向き合う必要があるので,経験者であればファミコン時代の緊張感を思い出せるだろう。

 また,場所によってはカメラが思い切り引くところもあり,こちらは「悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair」を思わせる。

時計塔のメデューサヘッド,無数の剣が浮かぶ「ルーラーソード」,エリア間を移動させてくれる「渡し守」など,シリーズでおなじみのキャラクターが登場
画像ギャラリー No.024のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
画像ギャラリー No.025のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
画像ギャラリー No.026のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
悪魔精錬士アイザック,ヴァンパイアのカーミラといったキャラクターにも出番がある
画像ギャラリー No.027のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
悪魔城には,どこかで見た美青年の肖像画も飾られている。他人の空似ではなく,ドラキュラ伯爵の息子「アルカード」だ
画像ギャラリー No.035のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
「ブローネル」はシリーズでおなじみのヴァンパイアだが,本作のブローネルは同じ一族の別人らしい。どのような役割を演じるのだろうか
画像ギャラリー No.036のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 もちろん,本作は懐古だけの作品ではない。ノートルダム大聖堂を手がけたジャン・ド・シェルや,宮廷文化をフランスに広めたアリエノール・ダキテーヌ,神の名のもとに戦ったジャンヌ・ダルクといった実在の人物をモチーフにしたキャラクターは,ドラキュラの新たな一面となるだろう。本作をきっかけに彼らのことを調べてみるのも楽しいはずだ。

ジャン・ド・シェル(上)とアリエノール・ダキテーヌ(下)
画像ギャラリー No.028のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
画像ギャラリー No.029のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]
ジャンヌ・ダルクは,いかなる理由からか,ローズの前に立ちはだかる
画像ギャラリー No.030のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

 本作をプレイすると,プラットフォーマー部分にしても,ボス戦にしても,「これはもう無理かも……」と思うことが多々ある。しかしそこで諦めず,何度も挑戦しては失敗を繰り返して攻略の糸口を見つけ出し,ついにクリアしたときの達成感は格別だ。そして,その感覚こそ,シリーズのプレイヤーが辿ってきた道でもある。

 Evil EmpireとMotion Twinが開発に参加し,新たな要素も多数登場しているが,ヒリヒリするような緊張感,プレッシャーのなかでのプレイには「悪魔城ドラキュラ」的なエッセンスが漂う。説明したように,難度調整のオプションは充実しているのだが,「悪魔城ドラキュラ」の名に惹かれてプレイする人なら,まずはオプションには手を付けず,配信などで“予習”することもせず,叩きのめされるところから味わってほしい。

画像ギャラリー No.031のサムネイル画像 / 「悪魔城ドラキュラ」への愛に満ちた「Castlevania: Belmont's Curse」は,愛ゆえの手ごわさで一瞬たりとも気が抜けない[プレイレポ]

来源:4Gamer.net · 4gamer.net