《STRANGER THAN HEAVEN》先行试玩:体验殴打敌人获取灵感作曲的战斗系统
『ストレンジャー ザン ヘヴン』先行プレイ。「チンピラを殴って集めた音が曲になる」という嘘みたいなバトルシステムを体験してきた。殴れば殴るほど名曲を作れる。「暴力」に「文化」という大義名分ができてしまった
电ファミニコゲーマー记者试玩《STRANGER THAN HEAVEN》,确认战斗殴打敌人可掉落“灵感”用于作曲并举办公演的核心循环。该作是RGG工作室新作,主演城田优,预计2027年1月15日登陆PS5/Xbox Series X|S/PC。
多时代试玩报告展示了以暴力战斗获取灵感进行音乐创作的核心循环,为理解这款新作差异点提供直接素材。
暴力を振るうと、音楽のインスピレーションが湧いてくる。
字面だけ見ればアウトだが、これは『STRANGER THAN HEAVEN(ストレンジャー ザン ヘヴン)』における重要な要素だ。
具体的には、バトル中にカラフルな玉が出現することがある。この玉の名前が「インスピレーション」で、主人公が「興行師」として手がける曲の材料になる。嘘みたいなシステムだが本当だ。
『ストレンジャー ザン ヘヴン』は、『龍が如く』シリーズで知られるRGGスタジオの完全新作ゲーム。アメリカ人の父と日本人の母のあいだに生まれた「大東真(出演:城田優)」を主人公とする50年の物語を、1915年の福岡・小倉から1965年の東京・新宿まで、5つの時代と5つの街で描く。
そんな大東はチンピラ時代を経て、ゆくゆくは興行師として楽曲をプロデュースし、「公演」いわゆるショービジネスを手がけるまでに成り上がる。
楽曲作りにおいて大切なことはなんだろうか。そう、着想……つまりはインスピレーションだ。
旅に出る、食を楽しむ、本を読む。その得方は人それぞれだが、本作にはチンピラを殴るという選択肢がある。文化の名のもとに「暴力」が肯定される仕組みとなっているのだ。
このたび電ファミニコゲーマーでは、1915年の福岡・小倉、1929年の広島・呉、1943年の大阪・ミナミの時代を先行プレイする機会を得た。
本稿では、1943年の「公演」の手触りを入り口に、「暴力」や「生々しさ」を存分に味わえた試遊レポートをお届けする。
取材・文/世界のザキヤマ
目次
- 殴って集めた音が曲になる。興行師には腕力も必要だ
- 罵声から嘔吐、殴る感触まで。徹底的なまでの「生々しさ」に魅入られる
- 「呉」にはルール無用の闘技場がある。街には無法なほど強い「エンカウントボス」もうろつく
殴って集めた音が曲になる。興行師には腕力も必要だ
1943年、大阪・ミナミ。戦時下にあっても、この歓楽街は眠らない。
この時代の大東は興行師としてさまざまな公演を手がけている。曲作りから公演の本番まで、興行をひととおり自分の判断で回すことになる。
まずは曲の材料集めだ。冒頭のとおり、インスピレーションは敵を殴ると出現することがある。

より正確に言えば、その源はバトル中に発生する「音」だ。たとえば武器と武器がぶつかったような音もそのひとつになり得る。
つまり、暴力行為に対して付加価値があるのだ。人を殴る蹴るの背徳的な喜びと同時に、曲の着想という文化的な体験ができるとは、なんという贅沢か。モラルの板挟みに情緒が狂う。
いっぽうで、平和的なゲット方法もある。それが「耳すましモード」による探索だ。画面全体のトーンが落ち、光っている場所に思わぬインスピレーションが落ちていることも。

こうして集めたインスピレーションを、舎弟であるタカシに預ける。すると彼の作曲家としての腕が上がり、編曲できる曲が増えていくという寸法だ。

曲のラインナップは昭和歌謡からジャズ、クラシックまで幅広い。さらに伴奏パートそれぞれに「グルービー」「メランコリック」といったムードを指示できる。
たとえば、副伴奏に「グルービー」のムードを指示すると、サックスが入ってくることで、一転してノリノリな曲調になったりする。
ちなみにこのくだり、けっこうな万能感を味わえる。というのもやっているのは「このパートね〜、なんかさぁ〜、もっとこう……メロい感じにできん?」みたいな指示を、タカシの後ろに張り付いて飛ばしているだけだからだ。そのたびにタカシが機転を利かせ、曲を即座にええ感じに仕上げてくれる。ノリで作曲家を振り回す大物プロデューサー感がすごい。
公演の計画では、主演の演者を決めつつ、伴奏の4パートにもそれぞれ演奏者を割り当てていく。
ここで大切なのは収支だ。公演はビジネスなので、観客のチケット代から、アサインする演者たちのギャラを差し引いてどれだけ儲かるのか、という話になってくる。
余談ながら個人的にツボだったのが、大東が率いる「八島貿易会社」のお抱え演奏者たちの扱いだ。
彼らは身内ゆえなのかギャラがゼロ。タダで使える都合のいい人材となっている。会社の業務の一環なのかもしれない。そんな彼らのパフォーマンス能力はおおむね低いのだが、寸評があまりに容赦ない。


公演は音ゲーの「ような」ミニゲームになっており、要所でスモークを焚いたりスポットライトをつけていく。ただ、厳密にはリズムゲームではない。ミスをしてもペナルティはとくになく、公演は続くからだ。
ただし、入力を成功させるメリットはある。たとえば演者のパフォーマンスが微妙で売り上げ目標に届かなそうな場合でも、演出をきっちり決めきればゲージが伸び、目標額に届かせることも可能となっている。
試遊では公演を3回遊んでみたが、なかでも楽しかったのはショパンの『夜想曲第2番』。曲名でピンとこなくても、おそらくイントロで「ああ、なんか聞いたことがある」となるであろう有名クラシックだ。
本来はピアノ曲だが、編曲を入れることで突飛な編成にもできる。そうして指示したのがトロンボーンを主旋律に、脇を尺八、箏、三味線、和太鼓で固めた構成だ。

見てくれはシュールだし、パッと聞いても『夜想曲第2番』かどうかもわかりにくい。トロンボーンのプオ〜ンとした主旋律に対して三味線と箏がチントンシャンと合いの手を入れ、尺八が副旋律でヒュルリラ〜と響く。
白状すると悪ノリだったのだが、不思議なくらいちゃんと曲として成立している。お客さんもご満悦だ。こちらも適宜スポットライトを当てていき、会場のムードは最高潮に。こんなにいい反応をもらえるとめちゃくちゃ楽しい。
街に出てチンピラを殴ってインスピレーションを集めて、曲を披露してみんなに喜んでもらう。暴力を起点とした美しい文化サイクルがここに完成した。
なお今回の公演は、小さなショー劇場でのもの。時代が進めば、もっと大きな会場での興行が待っているようだ。楽しみすぎる〜!!
罵声から嘔吐、殴る感触まで。徹底的なまでの「生々しさ」に魅入られる
時代はさかのぼり1915年、福岡・小倉にて。サンフランシスコから密航してきた大東は、この地で手荒い洗礼を受けることになる。
西洋人とのハーフゆえに目立つルックス。ただそれだけの理由で、街を歩いて数秒で「どっか行け!」「この街から出ていけ!」と周囲から罵声を浴びせられる。
挙げ句に「……なんかケトウ(毛唐)臭いど?」だと……?
はっ? こっちは歩いてるだけだぞ? っていうか「毛唐」って蔑称だぞ? コンプラ知らないんですかぁ!? いや、1915年にそんなものはないけど腹立つわ〜!!
ちなみに「毛唐」とは、かつては外国人、とりわけ西洋人を見下して呼ぶ言葉として使われた。現在は差別的な表現とされているが、こうした言葉を投げつけられること自体が時代性を表している。

腹の虫が収まらないので、まずそこらの酒屋で安酒をありったけ買い込み、勢いにまかせ一気に流し込む。

なお、大東は酒を3杯飲むとその場で吐く。鬱憤を晴らすかのように、人前で思いっきり胃の中身をぶちまけてやる。

差別してくるならゲロぐらい浴びせられても文句は言えないよな? これに懲りたら知らない人に暴言を吐くんじゃないぞ!
この嘔吐システムにせよ、人々の大東への風当たりの強さにせよ、本作は徹底して「生々しさ」にこだわっている印象を受けた。汚さを排除するのではなく、むしろいかに緻密に描くかという執念すら匂い立つ。

そんな本作は、左半身と右半身を別々に動かすバトルシステムも「生」っぽい。この独特の操作感のおかげか、「殴っている」というフィードバックが重く、強烈に返ってくる。
たとえばチンピラの顔面を殴ると、自身の拳が顔の皮膚にめり込み、奥歯に対して自身の指の骨が当たる。その衝撃が拳から二の腕、肩、肩甲骨へと抜けていく。そこまで具体的に想像できてしまうほどのリアリティがある。
最初に殴ったときは正直ゾクッとした。「いいの? おれいま暴力を振るってるけどいいの?」そう思ってしまうくらい、暴力の味がダイレクトに返ってくる。
いっぽう物語では、大東が世話になっている組と対立する組が、とある事件を発端に抗争へ発展。血で血を洗うヤクザVSヤクザの仁義なき流れで、大東は相手方にカチコミをかけることになる。
カチコミの前には準備が肝要、得物を買いに走る。店頭には日本刀やドスのようにわかりやすく殺傷力の高いものだけでなく、包丁、バール、シャベルまで並ぶ。大量に買い込む時点で「何か悪いことしようとしてます?」と警察を呼ばれそう。
準備を終えたら、いざカチコミだ。ここで筆者は、あえて酒をあおってから乗り込んだ。「恐怖を酒で紛らわせ、勢いで死闘に身を投じている」という脳内設定だ。
酔って視界がぐわんぐわん揺れる中、バールを振り回して大暴れ。破壊衝動に身を任せ、思うままに凶器を叩き付ける刹那的なバイブスに浸る。
先端の二股に分かれた釘抜き部分が、チンピラの肉と骨にめり込み「えぐっている」という感覚がコントローラーから伝わってくる。瞬間、手のひらにもバールのザラついた錆が擦れるような錯覚すら覚える。まったく洗練されていない動きもよい。全力で振りかぶり、逃げ惑う相手に容赦なくバールを叩き下ろす。この容赦のなさにこそ、本作ならではの「味」があると思う。
ちなみに同スタジオが長年手がけてきた『龍が如く』シリーズにも、どう見ても危ない攻撃はたしかにあった。というか無数にあった。ただ、そこにはときにコミカルさが添えられていて、そのぶん残虐さが薄れてもいた。
感触を深掘りすると、『龍が如く』シリーズの場合、明らかに致命傷になり得る攻撃を当てても「お〜、こりゃヤバいわ〜(笑)」となっていたところ、『ストレンジャー ザン ヘヴン』においては「うわ……これヤバいよ……」と思わず引いてしまったくらいだ。同じ荒っぽさでも、本作はアクセルを全力で踏み抜いている。

『ストレンジャー ザン ヘヴン』の攻撃は、重く、陰鬱で、まとわりつくような昏さがある。一切のおふざけがない。殴り、蹴り、刺す。やってはいけないことをしている後ろめたい悦びがふつふつと湧き上がり、気づけば口角がグイグイ上がり、にやけてしまっている。暴力の沼に浸れる快感は、ほかでは得がたい魅力に思えた。
「呉」にはルール無用の闘技場がある。街には無法なほど強い「エンカウントボス」もうろつく
1929年、広島・呉。この街の闘技場に筆者は大歓喜した。『龍が如く』シリーズのゲームで闘技場といえば、バトルを楽しめることはもちろん、金策にも役立つ激アツなスポットだからだ。
雪で濡れた街並みを駆け抜け、胡乱な水路を降りた先にある闘技場には、背徳の香りがムンムンと漂っていた。
ルールもない、リングもない、レフェリーもいない。あるのは暴力が巻き起こす熱狂の渦だけだ。どんな武器を使ってもいいし、何をしたっていい。劣悪な環境での賭け試合に、ドロドロした闘争本能が刺激される。
戦いの場は人垣にぐるりと囲まれている。ロープはないけど、人垣がその役目を果たす。もし逃げたり吹っ飛ばされたりした場合、人垣が闘技場の中へ押し込んでくる。悪辣すぎる。
試合では対戦相手を指名して戦える。序盤は格下相手に連戦連勝、ほくほくとファイトマネーをいただいていた。これに気をよくした筆者は、ちょっと背伸びをして、格上っぽい日本刀の剣士を選んでみた。
剣士相手ということで、こちらも日本刀を選択。なお、大東の操る日本刀の動きは洗練された剣術ではない。角材のように両手で握りしめ、半身を思いっきり捻って力任せに振り抜く。斬るというより打つ、という動作に近い。
対して、相手は流麗な動きで斬り込んでくる。ガードをしても容赦のない連撃が襲ってくる。攻める隙がない。気づけばダウンして追撃まで食らっている。
距離を取ろうにも、人垣がそれを許さない。おいやめろ押しこむな!! 逃げさせろ!!
本来ならタイミングよく「ジャストガード」を決めれば戦える相手だとは思う。ただ筆者が勘所を掴みきれず、狙って決めるのはなかなか大変だった。とはいえコツさえわかれば、思うがままに暴力を楽しめるようになる……気がする。

惨敗の味を噛みしめながら、トボトボと呉の街を歩く。そこら辺のチンピラならば凶器で蹂躙できるのに、世の中にはすげーやつがいるもんだ……と思いながら町外れに差し掛かると、急に音楽が不穏なものに変化、「異様な雰囲気の男との戦闘」という物騒な字面が表示される。
……えっ、なにが起こった……!?
唐突に襲ってきたのは、全身に墨を入れ、顔を包帯でグルグル巻きにした不審者だった。ドスを逆手に持つ姿はさながら忍者のよう。さらに、出会い頭から組み付かれ、背中に問答無用でドスを突き立てられた。えっ、私あなたに何かしましたか!? 恨み買った覚えないんですけど!?

さらに、身のこなしが明らかに常人のそれではない。こちらの動きがケンカ殺法なら、あちらは洗練された武術のようだ。
本作の「生っぽさ」を演出する要因のひとつとして、「現実にあり得る速さ」も挙げられると思う。なのにこの危険人物に関しては、ひとりだけ倍速みたいな現実離れした動きをしている。
なお、こいつは街中をうろつく強敵「エンカウントボス」というらしい。おちおち街も歩けない。修羅の国すぎる。
とはいえ、こちらもさんざん人を殴ってきた身だ。凶器も売るほどに持っている。日本刀の剣士には負けてしまったが、それなりに戦えるだろうとは思った。
ただもう……これが……驚くほど歯が立たなかった。こっちの攻撃がまるで当たらない。たまに当たっても、HPはほとんど減らせない。さらに馬乗りになってめっちゃ刺してくる。
こりゃダメだ。何をやっても勝てない。手持ちの回復薬は底をついてるし、わざわざ負けてやる必要もない。
何より、筆者は知っている。こういう手合いは、特定エリアの外まで逃げればだいたい追ってこなくなるものだ。『龍が如く』シリーズで知ってるんだ。なので培った定石どおり全力で逃げた。
…………おかしい……なんで街の中まで延々と追ってくるの!?
おーい!! 助けて国家権力!! こんなやつ野放しにするなよ!!
それにしても、自分が暴力を振るっているときはあんなに気持ちがいいのに、振るわれる側に回るとこんなに怖い。ドスで刺されるたび、こちらの体までびくんと反応してしまうほどだった。
そんなエンカウントボスだが、倒せば強力な武器が手に入ることもあるらしい。製品版では、腕を磨いて回復薬を山ほど用意して、何がなんでも勝ちたい。お前、顔覚えたからな!!
『ストレンジャー ザン ヘヴン』は、PS5/Xbox Series X|S/PC向けに、2027年1月15日にリリース予定だ。
©SEGA
※画面は開発中のものです。
来源:電ファミニコゲーマー · news.denfaminicogamer.jp






















