SFC名作变身桌游!在《F-ZERO 夜联赛》中跑完5条赛道!昭和·平成复古桌游大百科 第20回
スーファミの名作がボードゲームに! 「エフゼロ ナイトリーグ」で5つのサーキットを駆け抜けろ! 昭和・平成レトロボードゲーム大百科 第20回
SFC名作《F-ZERO》由当时Tommy桌游化为《F-ZERO 夜联赛》,玩家抽速度卡(1-6)在5条赛道维护POWER竞速。作者评其系统完善但偏单调,并自添机体特性与同格竞争规则提升白热度。

「F-ZERO」といえば,平成2年(1990年)にスーパーファミコン(以下,スーファミ)本体と同時発売されたソフト,いわゆるローンチソフト。当時のスーファミ購入者にとっては,「F-ZERO」か「スーパーマリオワールド」か,というくらいの目玉タイトルで,発売から少し遅れてスーファミを手に入れた筆者も,その頃発売された「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」と「F-ZERO」を交互に遊んでおりました。
「F-ZERO」の魅力の1つに,ファミコンでは技術的に難しかった回転・拡大・縮小表示を存分に使い,ダイナミックなレースシーンを表現したことがあると思います。そんなスピード感あふれるレースゲームが,なぜかトミー(当時)によってボードゲーム化されています。それが今回の「昭和・平成レトロボードゲーム大百科」で紹介する「エフゼロ ナイトリーグ」です。
マシンパワーを維持しながら
5つのサーキットを駆け抜けろ!
さて,今回もパッケージから見ていきましょう。まず箱絵ですが,もうまごうことなきF-ZEROです。スーファミ版のパッケージで使用されていたアメコミ調のイラストが,このボードゲームでもメインビジュアルとなっています。トップを走るキャプテン・ファルコンがカッコいいですね。箱が大きい分,絵の迫力も増している感じがします。
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そしてゲーム盤は3枚。そのうち2枚は表裏がサーキットになっていて,3枚目も表はサーキット,裏はF-ZEROのキャラクター&マシン紹介になっています。つまり舞台となるサーキットは5つです。
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では,ゲームの概要紹介に入る前に,「F-ZERO」の世界設定に触れておきましょう。
ときは西暦2560年代。人類の社会構造は異星人とのコンタクトにより大きく広がっていた。文化交流も盛んになり,そのひとつのプロジェクトとして各星にサーキットが建設された。それぞれの星を巡りながら繰り広げられるレースでの勝利は,宇宙のなかで与えられる最高の名誉となり,そのグランプリはいつしか「F-ZERO」と呼ばれるようになった……という感じです。ちなみに「ナイトリーグ」はもっとも基本的なクラスで,その上位にクイーンリーグ,キングリーグも存在します。
それを踏まえてゲームの概要ですが,レースゲームだけにルールはいたってシンプルで,5つのサーキットで決められた数を周回します。最初のサーキットでゴールしたら,そのまま次のサーキットのスタート地点に飛ばされてレースを続行。転戦をくり返し,5つ目のサーキットコースをゴールラインを切ったところで完走となります。
勝敗はコースごとの着順とそのときのマシンの残りパワーを集計したポイント制となっていて,最終的に5コース走りきったうえでの合計ポイントがもっとも多かったプレイヤーが勝者となります。
あの4つのマシンから
1つを選んでレースに挑め
ということで,プレイ前の準備です。まずは初戦となるナイトリーグ1「MUTE CITY 1」とナイトリーグ2の「BIG BLUE」のゲーム盤をを並べます。
次にマシン(コマ)選び。青はキャプテン・ファルコンのブルーファルコン,黄はドクター・スチュワートのゴールデンフォックス,緑はピコのワイルドグース,ピンクはサムライ・ゴローのファイアスティングレイという,F-ZEROではおなじみの4人4マシンのなかから1つを選び,コマと「コクピットボード」と呼ばれるカウンター付きのカードを受け取ります。ここにあるPOWERの数字は2にしておきます。
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残念ながらこのボードゲームのマシンは,スーファミ版の「ブルーファルコンはバランス型,ゴールデンフォックスは加速特化,ワイルドグースは耐久力重視,ファイアスティングレイは加速で劣るが最高速」といった個性はありません。なので完全に好みで選んでOKです。個人的には若干でもいいので差別化してほしかったんですが……。
そしてよく切った「スピードカード」をプレイヤーに1枚ずつ配り,残りはゲーム盤の横に置きます。あとで使う「エースジェットカード」もよく切って同じくゲーム盤の横にセット。
そして,「MUTE CITY 1」のスタート位置に各プレイヤーのマシンコマを置けば準備完了です。
5つのサーキットを
一気に走り抜けろ
いよいよゲーム開始。本来は各サーキットの周回数をプレイ開始前にプレイヤー同士で話し合って決めますが,今回は分かりやすくするため,各1周という設定で記事を書かせていただきます。
じゃんけんなどで順番を決めたら,最初のプレイヤーはスピードカードの山から1枚カードを取ります。このスピードカードには,1から6のいずれかの数字が書かれていますが,特殊な「一発逆転カード」が1枚だけ含まれています(詳細は後述)。
プレイヤーは,山から1枚引いて手持ちのスピードカードが2枚になったところで,どちらかのカードを選択して場に出し,そのカードに書かれた数だけコマを進め,止まったマスに指示があった場合はそれに従います。基本的にはこれを順番にくり返してコマを進めていきます。
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ではここからは,コース上のマスに書かれている主な指示を説明していきましょう。まず,もっとも多いのが「+●コマ,−●コマ」。これは文字どおり,さらにその数だけコマを進めたり,戻ったりするものです。ただし,進んだ先のマスにさらに別の指示が書いてあっても,それに従う必要はありません。
次によく出現するのが「+●POWER,−●POWER」のマス。ここに止まったらコクピットボードにあるPOWERの数値を,マスに書かれた数だけ増減させます。なお,最高値は10で,最低値の0は「RETIRE」で1回休み。その場合は次の手番で「2」に戻したうえでレース再開です。
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各サーキットには,必ず1か所だけ自分のカラーのマスがあり,ここに自分のコマが止まったら「エスジェットカード」を1枚もらえます。このカードは+1から+4まであり,自分の番でスピードカードと一緒に出して数を増やせます(何枚でも可)。マイナスのマスを避けるために使ってもいいですし,ある程度ストックしておいて,一気に追い上げるときやラストスパートに使うのもありです。
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また,加速という意味では「JUMP」と「×2」のマスも有効です。「JUMP」マスに止まったら,来たときと同じ数だけさらに進めて,「×2」マスなら来た数の2倍進めるというもので,場合によっては勝負の行方を左右します。できれば5,6といった大きい数のスピードカードを出したときに止まりたいところです。
ゴールしたらポイント計算
そして新たなサーキットへ
そんな一進一退をくり返し,自分の手番でゴールを通過したら,そのまま次のサーキットコースのスタートマスに飛び,スピードカードの移動数がまだ残っていたら,その分だけ新たなサーキットを進みます。
なお,レースはそのまま継続しますが,1つのサーキットを全員がフィニッシュしたところで,1度ポイント計算を行います。計算は以下のとおり。
1位 100点×残りPOWER
2位 50点×残りPOWER
3位 30点×残りPOWER
4位 10点×残りPOWER
順位に応じたポイントに残りPOWERの数をかけたものが最終的な獲得ポイントとなるので,POWERメーターの維持も重要です。1位通過で残りPOWER1のときと,4位通過で残りPOWER10のときのポイントは同じですからね。ときにはあえて勝負に行かず,POWERメーターの回復を図るのもありでしょう。
そして,次のサーキットに移った時点で,コクピットボードのPOWERはリセットされて,再び2からのスタートとなります。また,ゴールを通過したときも「エスジェットカード」を1枚もらえます。
状況が一気にひっくり返る
一発逆転カード!
さて,レースの流れをひととおり説明したところで,後回しになっていた「一発逆転カード」の話をしましょう。
自分の手番で「一発逆転カード」を引いたら,すぐにこのカードを表にして場に出さなくてはいけません。そして,現在トップの位置にいるプレイヤーと直接対決することになります。
対決の方法は簡単で,いま手元に残っているスピードカードをお互いにオープンし,トップのプレイヤーよりも数が大きければコマの位置を交換,つまり順位が入れ替わります。
トップのマシンが別のサーキットを走っていても入れ替わりは発動するので,場合によってはかなりの大逆転劇が起こります。なお,トップの位置にマシンが2台あった場合はどちらかを指名して対決します。自分がトップのときに「一発逆転カード」を引いた場合は対決が発生せず,カードをその場で捨てます。
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そんなレースを繰り広げつつ,すべてのプレイヤーが5つのサーキットを走破したら,ゲームは終了。サーキットごとに得たポイントをすべて合計して,一番ポイントが多かったプレイヤーが優勝となります。なお,説明書に載っているような得点表をあらかじめ用意しておくと,集計もスムーズに行えます。
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といった感じで,ときには一発逆転があるものの,基本的には毎回カードの2択でサーキットを進んでゴールを目指すという,システム面では割と孤独なレースゲームとなっています。では最後に改めてナイトリーグの各サーキットについて簡単に紹介しておきましょう。
●ナイトリーグ1「MUTE CITY 1」
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●ナイトリーグ2「BIG BLUE」
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●ナイトリーグ3「SAND OCEAN」
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●ナイトリーグ4「DEATH WIND 1」
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●ナイトリーグ5「SILENCE」
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よくできているゲームですが
ちょっと物足りない人は……
で,ここからはおまけというか余談というか,筆者が実際に何度かプレイしてみたうえでの感想です。実のところこのボードゲーム,よくできてはいるんですが,正直ちょっと単調というか物足りない。レースという割に,ほかのプレイヤーと絡む要素が,たった1枚しかない「一発逆転カード」のみ。抜きつ抜かれつはあるんですが,どうにも孤独に走る感が強く(ある意味レースとはそういうものなんですが),駆け引きや対戦感があまり感じられないんですよね。
なので,筆者がプレイするときは,ほかのプレイヤーと同じマスに止まったときの「競り合い」という対戦要素を追加しています。
これは先行しているプレイヤーに追いつく形で同じマスになったときに発動するもので,「一発逆転カード」と同様に,手持ちのスピードカードの大小で勝敗を決定。そして勝者は,場に出たカードの数字の差分だけ,コマを前に進めます。実際,このルールを追加したことで白熱度がだいぶ上がりました。
また,ゲームの準備の部分でも書きましたが,せっかく「F-ZERO」のゲームなのに,マシンに個性がないのは本当にもったいない。なので以下のようにしてみました。
- バランス型のブルーファルコンは,スタート時にエスジェットカード1枚所持,POWER3
- 加速特化のゴールデンフォックスは,スタート時にエスジェットカード1枚所持,最初に配られるスピードカードは6
- 耐久力重視のワイルドグースは,スタート時のPOWER5
- 最高速が出るファイアスティングレイは,スタート時にエスジェットカード2枚所持
こんな感じにすると,マシン選びの段階からだいぶ戦略性が出てくると思います。取り合いになるかもしれませんが,そこはじゃんけんしたり,スピードカードの山から1枚引いたりで決めるといいでしょう。
以前この連載でも書きましたが,レトロボードゲームは,今の基準で見ると,良くも悪くもゲームバランスが大味だったり,ちょっと物足りなかったりといったものがあります。そこを“味”として楽しむのもいいのですが,ルールの追加や修正で楽しさがアップするパターンもあるんですよね。
なので,もしこの「エフゼロ ナイトリーグ」をプレイする機会がありましたら,こんな追加ルールも試してみてはいかがでしょうか。
なお今回の「エフゼロ ナイトリーグ」は,筆者が経営している「Book CAFE ヨミヤスミ」のイベント「8時だョ!レトロボードゲーム」にてプレイできますので,よかったらご参加ください。
■■Book CAFE ヨミヤスミ■■
京王線の京王多摩川駅から徒歩6分ほどの場所にあるブックカフェ。1980〜90年代の本や雑誌,漫画に加えて,パソコン雑誌やゲームブックなども揃っています。
毎週末開催されるイベント「8時だョ!レトロボードゲーム」では,本連載で紹介したものをはじめとしたレトロボードゲームをプレイできますので,下記のイベントサイトでお申し込みのうえ,ぜひご来店ください。
公式サイト:https://sites.google.com/view/yomiyasumi
公式イベントサイト:https://sites.google.com/view/yomiyasumi-8jidayo
公式X:https://x.com/yomiyasumi
来源:4Gamer.net · 4gamer.net

















