万代南梦宫新作《Ondeh Ondeh 卡雅的美味大冒险》先行试玩报告
バンダイナムコエンターテインメント新作『Ondeh Ondeh カヤのうまみ大冒険』先行レポート。マレーシア由来なのに『まんが日本昔ばなし』みたいなエモさを感じるリズム&パズルアクションアドベンチャーだった
电Fami通记者试玩万代南梦宫新作《Ondeh Ondeh 卡雅的美味大冒险》,本作由Metronomik开发、预定2027年登陆Switch 2、PS5、Xbox Series X|S和Steam。游戏以马来西亚文化为基底融合节奏动作与解谜,试玩中常驻BPM60的8拍节拍联动操作与箱庭探索带来怀旧手感。
猛烈なノスタルジーを感じている。なにって、他でもない「マレーシアの文化」にだ。
でも筆者はマレーシアには一度も行ったことが「ない」。それなのに、なぜこうまで懐かしいのか。
その答えは、先行プレイした新作『Ondeh Ondeh カヤのうまみ大冒険』(オンデオンデ)にある。本作はマレーシアの開発会社・Metronomikが手がけ、バンダイナムコエンターテインメントから2027年に発売予定のリズム&パズルアクションアドベンチャーだ。
このノスタルジーの正体はなんなのか。プレイして間もなく、主人公である「カヤ」のおばあちゃんに出会ってピンときた。
あ、これ『まんが日本昔ばなし』と同じ匂いがするやつだ!
もちろんマレーシアと日本で表現方法は異なるだろうが、『まんが日本昔ばなし』で100万回くらい見た気がする「おばあちゃん」の概念が形になったようだった。目を閉じると「あの」テーマ曲が聞こえてきそうなくらい、子どものころにタイムスリップしたような心地に襲われた。
本稿では試遊会で感じた「懐かしさ」とともに、本作のリズムアクションとパズルの手ざわりもお届けしていこう。
目次
- マレーシア由来の温もりある世界から漂う、やけに懐かしい香り
- 世界全体が8ビートを刻み続けるノリノリなアクションアドベンチャー
- ビートに合わせて解くパズルがおもしろすぎて時間が溶ける……!
- 「オンデオンデ」はマレーシアの伝統的なスイーツの名前
マレーシア由来の温もりある世界から漂う、やけに懐かしい香り
本作でまず目を引くのは、そのオリエンタルなグラフィックだ。少なくとも筆者にとって見慣れたビジュアルではない。なのに、どこか『まんが日本昔ばなし』に近しい印象を強く受けたのだ。
デザインが似ているというわけではない。作品の持つ手作り感や温もりに、アジア人に共通する「ソウル」をビシバシ感じるのだ。
欧米を旅行していて、たまにアジア人を見かけると妙に安心することがあるが、本作に対して筆者が感じた感覚の正体は、これに近しいものがあるかもしれない。
本作は、世界を創造する「ワールドビルダー」の娘・カヤを操作して、時間とともに薄れてしまう「フレーバー」を取り戻すため、世界中の「ジャイアント」たちを集め、100年に一度の復活の儀式の開催を目指すストーリー。

カヤが冒険するのは「セレラ」と呼ばれる世界。東南アジアの文化や建築様式、伝統工芸、色彩をベースにしており、どこか紙細工を思い起こさせる。
登場するキャラクターたちは、まるでクレイアニメのような質感だ。そんな立体と平面が混ざり合った世界の中で、草木は風に揺れ、キャラクターたちはイキイキと動き回る。
カヤは元気いっぱいな女の子だ。見た目にたがわずちょこまかと動き回り、操作性もキレキレだ。魅力的な箱庭の世界を自由に走り回るだけでも純粋に楽しい。おかげで、限られた試遊時間にもかかわらず、本筋を逸れて寄り道をしまくってしまう。
あっ、これは……危険なやつだ。ずっと浸れちゃうやつだ。暖かさに満ちた箱庭みたいな世界観、あまりによすぎる。
でも先に進まなきゃ。そもそも本作の「リズム&パズルアクション」をまだ体感できてないじゃないか!
世界全体が8ビートを刻み続けるノリノリなアクションアドベンチャー
本作でのアクションはリズムと密接に結びついている。どれくらい重要かというと、つねにBPM60くらいで8ビートのノーツが流れるくらいにはゲームの根幹を成している。本作の音楽は単なるBGMではなくゲームの心臓部なのだ。

主人公のカヤは、このリズムにあわせ「魔法のスプーン」を元気に振りかざす。移動や攻撃、ジャンプといった操作だけでなく、敵の攻撃周期やマップ上の仕掛けの動き、さらには「リズムに乗ってコーヒーを淹れる」といった日常的なアクションに至るまで、あらゆる要素がビートと連動しているのだ。
メトロノームのように正確に刻まれるビートに乗せて、敵をスプーンでボコスカ殴りまくったり、強力なストンピング攻撃をドシーンと繰り出したり。リズミカルな戦闘がとにかく楽しい。思わず体でリズムを取ってしまうノリのよさだ。
「タン、タン、タン、バシッ!」や
「タン、バシッ、タン、ドシーン!」など
と、やたらとヤミツキ度が高い。リズムにあわせて動くというのは、ある種のトランス状態への入り口でもある。これだけでずっと時間が溶けちゃうくらい気持ちいい!
そんなトランス状態の筆者の前に、謎の生物が立ちはだかる。カヤの相棒でもあるジャイアント「ビリビリ」だ。
巨体にくわえ中華風の「龍」らしさもあるが、なぜかこの世界では「犬」として扱われているらしい。どういうこと……? さらにビリビリは「羊をたくさん連れてこないと動かない」という。
……よし、わかった。これツッコんだから負けなやつだ。リズム、つまるところバイブス。こうなればノリで突き進むのが正解だ!

ビートに合わせて解くパズルがおもしろすぎて時間が溶ける……!
迷子から戻ると、本作の醍醐味のひとつであるパズルが待っていた。
カヤが持つ「魔法のスプーン」は攻撃に使うだけでなく、道中で獲得する「オンデ」を使って、さまざまなアビリティを発動できる。アビリティでギミックの謎を解き明かし、行く手を阻むパズルを突破していく仕組みだ。
たとえば、「ソルティオンデ」という自動アビリティは、ビートに合わせてカヤの周囲にある、ビートに反応するオブジェクトを1タイル分持ち上げるというもの。
さらに、オブジェクトにスプーンで触れると「カヤを1タイル分持ち上げ、4ビートのあいだソルトブロックを生む」能力が発動。それぞれを組み合わせてパズルを解くのだが……この組み合わせがとにかく激オモロい。
ビートに合わせてソルティオンデを操り、ピタッとパズルが解けたときがめちゃくちゃ爽快。思わず没頭してしまう。
ちなみに、この先にはボスが待っていたのだが……試遊時間内にたどり着けなかったのは、足を止める魅力的な要素が多すぎたからに他ならない。
『まんが日本昔ばなし』みたいなノスタルジー。温かみのある箱庭を歩けば景色に魅入ってしまい、ビートに乗って敵を殴れば時間が溶ける。シュールな羊トレインを引き連れて歩き回り、そこへ面白パズルまでくわわってしまったのだ。ボスと直接戦えなかったのは残念だが、多方面で魅力的な要素が多い作品だったことが伝われば幸いだ。

「オンデオンデ」はマレーシアの伝統的なスイーツの名前
ところで、何のことだろうとプレイ中に気になっていた「オンデオンデ」とは、マレーシアで親しまれている伝統的なスイーツのことだそうだ。
もち米の生地の中に液体状のヤシ砂糖を包み込んで、ココナッツフレークをまぶしたお菓子だ。見た目も和菓子っぽくて日本人にも馴染みやすそうに見えた。なお、主人公の「カヤ」の名は、マレーシア伝統のココナッツミルクと卵で作られた「カヤジャム」に由来するらしい。
開発陣は、こうしたマレーシアの豊かな食と文化を、ポップでキャッチーなゲーム体験へと見事に昇華させていると改めて感じた。
ちなみに先行プレイが終わったあと、現地スタッフさんから「オンデオンデ風味のチップス」をいただいた。素朴でまったりとした甘さだ。間違いなく異国の味なのに、日本人の舌にも絶妙にマッチする。
「あ、これ好きかも……」。このゲームは世界観だけじゃなくて、モチーフになった味までちゃんと懐かしかったんだ! と味覚でも感じられたのだった。
『Ondeh Ondeh カヤのうまみ大冒険』は、2027年にNintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Steamにて発売予定だ。
※画面は開発中のものです。
Ondeh Ondeh Kaya’s Tasty Tale™ & ©Bandai Namco Entertainment Asia Pte. Ltd. ©METRONOMIK Sdn Bhd
ライター
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フリーランス物書き。面白そうなことはとりあえずやってみる系ライター。趣味は子どもと遊ぶこと。子どもと一緒にゲームやって、ドーナツ食べて、バカみたいに笑うのが生きがい。コミュニティFM局「TOKYO854くるめラ」でパーソナリティーもしています。普段は塾講師。
Twitter:@Ashy256
編集者
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ロボット物とゲームBGM、ラーメンの食べ歩きが好き。中学で『アーマード・コア』に触れて以来のシリーズファン。無機質なBGMとブースター音の融合に精神的な安らぎを感じている。2014年よりゲームメディアにて、攻略やインタビュー、コラムなどを中心に活動。
来源:電ファミニコゲーマー · news.denfaminicogamer.jp








